マーチンゲール法のデメリットを知れば勝率もアップ

連敗が続くとベット額が高額になる

マーチンゲール法は負けるたびにベット額を倍々と吊り上げていく攻略法です。
そのため、連敗が続くほどベット額が高額になりやすく、運が悪いと資金割れを起こしてしまいやすいというデメリットがあります。

例えば1ドルから実践を開始した場合、10連敗後のベット額は1,024ドルに膨れ上がってしまうことになり、負債を回収できない時のリスクも相応に大きくなってしまいます。
オンラインカジノのゲームにはテーブル毎にベット上限が定められているため、1,000ドルがベット上限の場合は10連敗した時点で赤字が確定します。

もちろん、初回のベット額が大きいほどベット上限に達するスピードも早くなるので、初回ベット額はベット上限と照らし合わせながら慎重に設定しなければいけません。

また、マーチンゲール法はベット上限に達しなくても、手元の資金が尽きた時点で負債の回収が不可能になってしまうというデメリットもあります。
とは言え、10連敗する確率はわずか0.1%以下なので、初回のベット額を小さめにして試行回数を稼げるようにすれば、資金割れのリスクを抑えることもできます。

なお、マーチンゲール法を使う時は資金の1/100~1/1000程度のベット額から始めるのがベストとされています。
マーチンゲール法の資金割れのデメリットを回避するためには、ベット上限や手持ち資金と照らし合わせながら、その範囲の中で初回ベット額を決めていくのがベターです。

連敗が続くとベット額が高額になる

配当が2倍・勝率5割のゲーム以外では使いにくい

マーチンゲール法のデメリットに一つに、オンラインカジノにある限られたゲームにしか使えないというものがあります。
マーチンゲール法は負けるたびにベット額を倍額に増やしていく攻略法なので、配当が2倍以下のゲームではほぼ確実に赤字になってしまうためです。

勝率については5割以下でもできないことは無いのですが、勝率が低いと資金割れやベット上限に達してしまう可能性も高まってしまいます。
マーチンゲール法は1回の勝ち額が少なめで、小さい勝利をコツコツ積み上げていく攻略法なので、ある程度コンスタントに勝てるゲームでないと効率が悪いのです。

また、オンラインカジノでプレイできる2倍配当・勝率5割のゲームはそれほど多くありません。
基本的にマーチンゲール法はバカラやルーレットの赤・黒賭けや偶数・奇数賭けでしか使えないので、遊べるゲームが限られてしまうのもデメリットです。

次回の結果に影響するゲームでは使いにくい

例えばブラックジャックは、ディーラーの腕などを考慮しなければ勝率はほぼ5割・配当も2倍以上と、一見マーチンゲール法に向いたゲームに思えます。
しかし、ブラックジャックでは、一度場に出されたカードはデックが入れ替えられない限り、次回以降のプレイで再び場に出されることがありません。

つまり、前回のプレイの結果が次回以降のプレイの結果に影響してしまうということなので、勝率にブレが出やすいということになります。
そのため安定した勝率が必要なマーチンゲール法は、ブラックジャックのような一部のカードゲームには使いにくいというデメリットがあります。

ただし、絶対に使えないというわけではありませんし、ベーシックストラテジーなどの攻略法と併用すれば勝率アップも図れます。
どちらにしてもオンラインカジノ初心者や中級者向けのものでは無いので、利益だけを追求するならバカラやルーレットなどの確率が安定したゲームを選ぶのがベストです。

次回の結果に影響するゲームでは使いにくい

長期的に見るとマーチンゲール法は必ず破綻する

10連敗する確率がわずか1/1000以下とは言え、マーチンゲール法を使って連敗し続ける可能性はゼロではありません。
マーチンゲール法は試行回数を重ねることで期待値を稼いでいく攻略法ですし、長く続けていればやがてはほぼ確実に負ける時が訪れます。

また、マーチンゲール法はそのシステム上、負けた時の負け額が大きくなりやすいというデメリットもあります。
資金割れなどが起きてしまえば負債を回収することも難しくなってしまうので、負けた場合の早めの見切りなども必要になってくるでしょう。

そういったデメリットがある以上、マーチンゲール法は長期的な運用にはあまり向いていない攻略法です。
とは言え、極めて負けにくい攻略法であることは確かなので、確実に勝ちを拾いたいような場面でピンポイントに使用していくのにはピッタリです。

長期的に見るとマーチンゲール法は必ず破綻する

マーチンゲール法のデメリットを回避するための方法

マーチンゲール法は連敗が続けば続くほど、資金割れやベット上限に達してしまうリスクが高まる点が最大のデメリットです。
とは言え、連敗が続くほど次回のプレイで勝利できる確率も高まっていくため、そこだけをピンポイントで狙うことができれば勝率を高めることができます。

流石に勝てるタイミングだけをピンポイントで狙うのは不可能ですが、ベットするタイミングを見計らうことで連敗のリスクを下げることは可能です。
その方法とは、何ゲームか実際にチップをベットせずに仮の勝負を行って、何度か連敗が続いた時点でベットを始めるというやり方です。

例えばチップを賭けないいわゆる「エア勝負」で5連敗した後、6回目のゲームでチップをかけて勝てる確率は98%を超えます。
マーチンゲール法のデメリットを回避するには以下に連敗し続けないかがカギなので、こういった方法を使ってうまく勝率を高めていくようにしましょう。